虫歯のメカニズム

【虫歯のメカニズム】

▼虫歯は、炭水化物を基質として、口腔内の細菌が産生した有機酸によって歯が脱灰していくといった、歯質 の崩壊を主な変化とする疾患です。

▼その進行過程において、ただ一方的に歯質の崩壊が繰り返されるのではなく、一時的にせよ、少な くとも一度脱灰された基質に、再石灰化という現象が存在する事実が認められています。

▼近年ではさらに、特定の細菌が虫歯発生に関与していることが判明し、虫歯が細菌による 感染症で あるという考えが、広く認識されています。

▼しかし、虫歯はその他の感染症と異なり、食生活など様々な環境によって、その発症および進行が 左右される生活習慣病としての側面も同時にもちあわせている複雑な疾患でもあります。

▼虫歯の進行過程では、脱灰と再石灰化は常に繰り返される可逆的なもので、初期のものであれば健 全な状態まで回復する可能性のある疾患であることも明らかになってきました。

 

【脱灰と再石灰化のバランス】

脱灰〜再石灰化 そのバランス