院長のブログ

 ▼平成20年7月10日(木)
【大曽根保育園】

●歯科健診

【横浜市歯科医師会】

●理事会

 

▼平成20年7月3日(木)
【横浜市歯科医師会】

●情報調査特別委員会出席
●総務委員会
出席

 

▼平成20年7月1日(火)
【横浜市歯科医師会】

●公衆衛生委員会出席

 

 ▼平成20年6月26日(木)
【横浜医療秘書歯科助手専門学校】
 
 東神奈川にある同校で、横浜市歯科医師会会員として薬理学(アレルギー)の講義を担当してきました。将来、私たちの歯科医院で受付や歯科助手になってくれる若いお嬢さんたちです。アレルギーやアナフィラキシーといった難しい内容でしたが、新聞記事やppt.を用いて分かりやすく説明してきたつもりです。でも昼食後の講義ですから、中には睡眠学習の子も・・・・。自分もそうでしたから文句もいえませんが。何とか希望を持って、この業界で働いてほしいものです。

【横浜市歯科医師会】

●地区会長会出席

▼平成20年6月22日(日)
【日本ACLS協会・BLSコース】
 
アメリカ心臓協会・国際トレーニング組織・日本支部の主催する救命救急コース(Basic Life Support)に歯科衛生士のスタッフ3人とともに参加し、私を含め4人ともにAHA-BLSライセンスを取得してきました。12時から18時半までずっと、救命救急処置の実習と座学をみっちりと行ってきました。
 内容は、成人・乳児・小児の一次救命処置、気道異物の除去、AEDの使用法です。こうした事態は絶対に診療室で起こってほしくないですが、万が一発生・遭遇した場合は生命の危機に直結した緊急事態となります。そうした際に、私を含めクリニックスタッフ全員が適切に対処できるよう日頃から訓練が欠かせないわけですが、このコースでは自然と体が動くようになるまで徹底的に実習で叩き込まれます。途中何回もテストがあり、最終筆記試験と実技試験に合格してライセンスとなります。翌日は筋肉痛で体が動かないくらいへとへとになりました。
 でも、本当に得がたい貴重な経験でした。
 今後、残りの歯科衛生士スタッフにも受講させライセンスをとってもらう予定です。

▼平成20年6月21日(土)
【横浜市歯科医師会】

●十二大市歯科医師会役員連絡協議会専務会議出席

 

 ▼平成20年6月19日(木)
【横浜市歯科医師会】

●監事会出席
●理事会出席

 ▼平成20年6月18日(水)
【港北歯科医師会】
 
関東労災病院において口腔外科研修がありました。

 岡田部長より豚骨、豚舌を用いて、切開と縫合に関して実技研修を受けてきました。筋層縫合や真皮縫合はなかな遭遇しませんのでとてもいい経験になりました。

 また会員同士で、静脈確保の実技を行いました。歯科では、これもなかなか経験しませんので、いい勉強になりました。

 口腔外科の先生方には、日頃から患者さんの紹介等でお世話になってる上に、今回は研修でさらにお世話になり、本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。

▼平成20年6月12日(木)
【横浜市歯科医師会】

●情報調査特別委員会委員として日本歯科医師会訪問・打合せ出席
●センター再構築特別委員会部会出席

▼平成20年6月8日(日)
【横浜市歯の衛生週間中央行事】
 みなとみらいクイーンズサークルにおいて、「いい歯、いい息、口からつくろう体の健康」と題して、横浜市の歯の衛生週間中央行事に参加してきました。 
 横浜市、横浜市歯科医師会が主催し、横浜市歯科技工士会、横浜市栄養士会、鶴見大学歯学部、サンスター、ハックドラック、ジョンソンエンドジョンソン等と協力して開催されました。歯科の相談、口腔外科の相談、口臭測定(当院にも器機があります)、ブラッシング指導、禁煙指導等と、「メタボリックシンドロームと歯周病の関係」をクイズ形式でわかりやすくお話ししたり、サンスターによる「ミッフィーのオーラルケア劇」などが行われ、トータルで2000人以上の来場者がありました。市会議員の方も11名が見学にいらっしゃいました。
 私は、口臭測定器の係でしたが、現代人の清潔志向というか臭いに対する敏感さというか、「口臭」に関するみなさんの関心は高いものがありました。デジタルに臭いを測定し、それを口腔内清掃に活かすことができ、モチベーションアップに効果的なことがよく分かりました。
 写真は、ニコレットの「吸いたくなるマン」に扮して大活躍の横浜市歯科医師会の同僚理事と撮影しました。 
 ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
 いやー、みなさん本当にお疲れ様でした!
 

▼平成20年6月3日(火)
【港北区福祉保健センター】
 
港北区から港北歯科医師会に委託されている事業で、三歳児の歯科健診に行ってきました。港北歯科医師会の会員の歯医者さん二人で、68人のお子さんのお口を診てきました。
 予約は80名以上入っていたようですが、台風の影響か雨が強くキャンセルが多かったようです。
 一歳六ヶ月児健診に比べると、乳歯列が完成し大人と同じような食事になり、虫歯がぽちぽち増えてきます。やはり甘い飲み物が原因ということが多いようです。指しゃぶり、歯ぎしり、歯ブラシをさせてくれない等の質問が多かったです。振り返ってみると、子育ての悩みって自分も含めてみんな同じようなものですね。
 お母さん、お父さん、雨の中ご苦労様でした。

【横浜市歯科医師会】

●公衆衛生委員会出席

▼平成20年6月1日(日)
【在宅療養支援歯科診療所の施設基準に係る研修会】
 
神奈川県歯科医師会主催の表記研修会に出席してきました。
 鶴見大学高齢者歯科講座飯田先生の「①在宅歯科診療及び口腔機能向上について ②高齢者の心身の特性、緊急対応、口腔機能管理について」と、県歯常務理事鴨志田先生の「介護保険と後期高齢者医療制度」の二つの講演を聴いてきました。

 当院では、現在は在宅診療を積極的に行っているわけではありませんが、地元である綱島という地域でも今後住民のみなさんの高齢化が進行することは想像に難くありません。その時に、診療所としてそうした状況に適切に対応できるよう、歯科医師・歯科衛生士の研修には力をいれているつもりです。これからもそうした観点から、スタッフ一同で研鑽に励みたいと思います。

▼平成20年5月29日(木)
【障害者歯科医療担当者研修会実地研修

 神奈川県歯科医師会主催の障害者歯科医療担当者研修の二次医療機関実地研修として、相模原口腔保健センターに行ってきました。

 

 相模原歯科医師会の先生方が交替で6班体制で治療に当たられています。市内はもとより周辺の市町や北里大学の患者さん等もいらしているようでした。福祉保健センターや医師会・薬剤師会と同じ建物内にあり連携もとりやすい環境です。二次医療機関として地域に根付いている様子がよくわかりました。

 

 【横浜市歯科医師会】

●情報調査特別委員会出席

 

 ▼平成20年5月25日(日)
【平成20年度 生涯研修セミナー】
 
日本歯科医師会・神奈川県歯科医師会共催の生涯研修セミナーに参加してきました。テーマは、「いつまでもおいしく食べていただくために ~総義歯~」で、講師は、調布市開業の阿部先生と大阪大学の野首先生です。
 阿部先生は、総義歯の臨床の中でも最も難しい下顎総義歯の吸着についてでした。総義歯は吸盤が吸い付くのと同じように、義歯の内面と口腔粘膜とが密着することでできる陰圧によって吸着し安定します。阿部先生の理論は明解で、下顎総義歯の吸着は外形の全周封鎖がポイントだということです。しかし下顎総義歯は、頬や舌のように大きく動く組織に囲まれているために、義歯の外形を決定するのが難しく、それが吸着を困難にしています。下顎の運動に伴う筋や粘膜の動きを妨げない必要にして十分な義歯の外形にすることによって、義歯全周の封鎖が図られれば義歯内面の陰圧が得られるわけです。そのための型採り(印象採得といいます)のテクニックを見せていただきました。
 野首先生は、咬み合せの高さを患者さんの快適な位置に決め、義歯の外側(研磨面といいます)の形態を頬の粘膜と舌の圧迫を反映させ、義歯の歯(人工歯といいます)を頬粘膜と舌の動きを阻害しないニュートラルな位置に並べることで下顎総義歯の吸着・安定を図るという内容でした。
 つまりお二人の先生から、吸着・安定した下顎総義歯のための外形、内外面、咬み合せをいかに決定するかの最新の考え方を見せていただいたわけです。
 しかし、言うは易く行うは難し、でとても難しいテクニックでもあります。経験と勉強が欠かせません。

 

▼平成20年5月22日(木)
【障害者歯科医療担当者研修会実地研修】
 
神奈川県歯科医師会主催の障害者歯科医療担当者研修の三次医療機関実地研修として、横浜駅西口にある神奈川歯科大学附属横浜研修センター障害者歯科に行ってきました。神奈川歯科大学の池田先生と五十嵐先生の治療を見学してきました。
 障がい者の歯科治療といっても、通常は行動調整さえ行えれば一般の患者さんとなんら変わりはありません。そして時間は十分にかけて行われます。池田先生と患者さんあるいはそのご家族とのお付き合いは、以前勤めていらしたこども医療センター以来の方も多く、10年、20年と生涯の信頼関係が築かれています。診療室には非常にゆったりとした時間が流れているようで、飾りなく交わされる会話に逆に私たち医療者が教わることが多い気がしました。

【横浜市歯科医師会】

●センター再構築特別委員会出席

 

▼平成20年5月20日(火)
【横浜市歯科医師会】

●センター再構築特別委員会部会出席

 

▼平成20年5月18日(日)
【横浜市歯科医師連盟主催・ソフトボール大会】
 
横浜市内18区の歯医者さんの親睦ソフトボール大会に参加してきました。市内中の歯医者さんが集まって、ソフトボールで戯れるというのも何だかおもしろいです。日頃座り仕事ですから、みんな運動不足です。好プレーより珍プレーの方が多くて、結構楽しめます。好天のもと英気を養い、さあまた仕事にがんばります。 あ"~~!体が痛い!

 

 

▼平成20年5月15日(木)
【第6回障害者歯科医療担当者研修会】
 
神奈川県歯科医師会主催の、障害者歯科診療担当者研修会の最終回に出席してきました。神奈川歯科大学の池田先生、鶴見大学の関田先生の講義でした。
 池田先生は、「障害者歯科での口腔衛生・保健」「障害者歯科患者の行動管理」についてでした。障がい者の行動調整について、
こども医療センターでの実例をビデオを用いて説明してくださいました。障がい者の歯科治療の30年以上の実績は、やはり重いものがありました。
 関田先生は、「障害者歯科患者の麻酔学的管理」「救急蘇生法」についてでした。
 障がい者の治療の際は、CPの方でも体位を工夫したり、MRの方でもちょっとした準備や態度で行動調整が容易になる場合があることを学びました。静脈内鎮静、全身麻酔といった高度な麻酔学的管理は、当院のような一般診療所ではできませんが、笑気吸入鎮静等の適応等はやはり勉強になりました。
 最後に救急蘇生について、人体模型とAEDを用いて実習を行い、すべてのコースを終了しました。
 来週からは、2回にわたり施設研修です。
 

▼平成20年5月13日(火)
【横浜市歯科医師会】

●公衆衛生委員会出席

 

 ▼平成20年5月11日(日)
【在宅医療・介護セミナー】
 神奈川県保険医協会主催の在宅医療・介護セミナーに出席してきました。テーマは、「よりよく食べるは、よりよく生きる ~高齢者の口腔ケアとQOLについて考える~」です。
 横浜市歯科医師会理事の同僚の吉田先生の講演と、主に歯科の立場からみた在宅医療・介護における他職種との医療連携に関するシンポジウムです。吉田先生の10年以上に及ぶ飾りのない訪問歯科診療の歩みを見せてもらい、率直に感銘を受けました。制度や資格といった様々な障害があっても、自分たちにできることを愚直にやって、最後は患者さんの喜びが自分たちの喜びなんだなとつくづく思いました。
 高齢者や有病者の在宅での「食の支援」は多くの職種の協働が必要です。関与するあらゆる職種が共通言語で語り合うことから始めねばなりません。2/28の菊谷先生の講演の実現に向けて、横浜市歯科医師会にもようやくそうしたセクションができ、活動を始めたばかりです。

 

▼平成20年5月8日(木)
【横浜市歯科医師会】

●横浜市健康福祉局保健事業課との協議会出席
●理事会出席

 

▼平成20年4月25日(金)
【横浜市歯科医師会】

●情報調査特別委員会出席


 ▼平成20年4月24日(木)
【第5回障害者歯科医療担当者研修会】
 神奈川県歯科医師会主催の障害者歯科医療担当者向けの研修会の第5回です。
 今日の講師は、神奈川歯科大学宮城教授と同附属病院主任歯科衛生士村井先生でした。
 自閉症の病態、症状と歯科治療における注意点等でした。当院にも自閉症の患者さんが通院されています。special need はそれぞれ違いますから、一概には言えませんが、原則としてはこうだ、ということが分かってよかったです。


平成20年4月17日(木)
【横浜市歯科医師会】

●地区会長会出席

 

 ▼平成20年4月16日(水)
  産休中の衛生士の水島さんが、ベイビーを連れてやってきてくれました。
 とってもかわいらしいおんなの子で、静かに寝ていてくれました。スタッフのみんなにかわるがわるだっこされ、いい気持ちで眠っていたのに迷惑だったかも・・・。水島さんもおかあさんっぽくなっていてびっくり。
 久しぶりに、ほやほやあかちゃんのやわらかさにふれました。抱き方がちょっとぎこちないですが、なつかしい感じを思い出しました。自分の孫のように(水島は迷惑?)かわいかったです。
 自然とスタッフみんなの顔がほころんで、あかちゃんっていいですね。

 

 ▼平成20年4月10日(木)
【第4回障害者歯科医療担当者研修会】
 神奈川県歯科医師会主催の障害者歯科医療担当者向けの研修会の第4回です。
 今日の講師は、神奈川歯科大学池田教授と昭和大学向井教授でした。
 池田先生の内容は院内感染対策で、スタンダードプレコーション(あらゆる患者さんに感染、被感染の可能性があるものとして感染予防処置を講ずること)の重要性についてでした。
 向井先生は、障害者・高齢者の摂食嚥下リハビリテーションについてでした。嚥下の動画を用いた非常に分かりやすい講義でした。障害者であれ高齢者であれ、摂食嚥下の各期においておこる各人各様の機能不全(個人個人のspecial need)に対して特別支援を行っていくのだ、という話しはとても感動的でした。そしてまた、摂食嚥下障害に対して代替物にせよ器質的な治療を行えるのは歯科医師だけだということに、大いに納得しました。2/28の菊谷先生の講義のときと同じように、歯科医療の発展性に目を開かせてくれる内容でした。

【横浜市歯科医師会】

●理事会出席

 

▼平成20年4月3日(木)
【横浜市歯科医師会】

●センター再構築特別委員会部会出席
●情報調査特別委員会出席



 ▼平成20年4月1日(火)  
【横浜市歯科医師会】

●公衆衛生委員会出席

 

▼平成20年3月29日(土) 
【港北歯科医師会】
  
夜から港北歯科医師会の診療報酬改定説明会に出席してきました。4月1日から診療報酬の改定により、窓口での支払額に変更があります。厚労省の一貫性のない変更には閉口しますが、これも役所の決めることですので、仕方ないこととあきらめています。それにしても、毎回膨大な時間と労力をかけた作業です。

 

▼平成20年3月27日(木) 
【横浜労災病院登録医研修会】
  夜に横浜労災病院の登録医研修会に出席してきました。
   歯科・口腔外科部長の小早川元博先生から、労災病院における口腔外科疾患治療に関する現状について説明がありました。当院からも、労災病院にはたくさんの患者さんをご紹介しており、今後とも緊密に連携していかなくてはならないと考えています。
 今は、こうした大きな病院でも地域医療連携に非常に力をいれてくれます。歯科医師会会員の診療所との連携もうまく保たれており、とても心強く思っています。

 今日もハードでした。休診日である木曜日は、いろいろな会議や行事が重なります。

【横浜市歯科医師会】

 
●センター再構築特別委員会部会出席
 ●診療報酬改定説明会出席

【第3回障害者歯科医療担当者研修会】
 昼から、神奈川県歯科医師会が主催する障害者歯科診療に関する研修会の第3回でした。

 神奈川リハビリテーション病院歯科口腔外科部長安達先生、浴風会病院部長須貝先生、三喜会居宅サービス部長和田先生の講義でした。神経・運動系疾患として主に脳血管系障害による麻痺を伴う患者さんについてと、認知症の病態・症状とケアについてでした。

 特に認知症については、脳機能低下による中核症状の他に、個人によりさまざまな周辺症状がでることを実例をあげて講義してくださいました。
 高齢化が進む10年後には、認知症の患者さんがあふれるというお話しには愕然としました。
 年齢を重ねさまざまな機能が低下するということは、誰にでも起こることです。そういった弱者にやさしい社会でありたいと思いました。


▼平成20年3月18日(火) 
【横浜市歯科医師会】

 ●横浜デンタルショー運営委員会出席

 

▼平成20年3月13日(木) 
【横浜市歯科医師会】
 代議員会・総会に出席しました。(社)横浜市歯科医師会の運営する横浜市歯科保健医療センターの、平成21年4月のリニューアルオープンのための予算について協議しました。
 時代のニーズに対応したセンターに生まれ変わることが決まりました。市民のみなさんの口腔の安心のために、ぜひとも必要なことだと思います。これからどのような施設にしていくか具体的な作業です。

  

 ●センター再構築特別委員会出席


▼平成20年3月6日(木) 
【横浜市歯科医師会】

 
情報調査特別委員会出席
 ●理事会出席

 

▼平成20年3月4日(火) 
【横浜市歯科医師会】

公衆衛生委員会出席

  

▼平成20年2月28日(木)
【口腔機能向上・摂食嚥下研修会】
 夕方から、横浜市歯科医師会の第2回寝たきり高齢者等訪問歯科診療事業研修会に参加してきました。日本歯科大学准教授菊谷 武先生の講演で、「後期高齢者医療制度に求められる口腔機能の管理方法」というテーマです。

  在宅療養の患者さんの食の確保のために、口腔機能をどのように評価し、それをどのように食事に反映させていくかという内容です。これこそまさに今後の歯科医師に求められるテーマだと思いました。「歯を守る→咀嚼を守る→生活を守る」という菊谷先生の話に本当に納得です。口腔機能を評価し、適切に摂食指導ができるよう、これからも勉強です。

【第2回障害者歯科医療担当者研修会】
 昼から、神奈川県歯科医師会が主催する障害者歯科医療研修会に参加してきました。先天障害、精神遅滞・障害に関する研修で、神奈川歯科大学池田先生と横浜南部共済病院井上先生の講義でした。行事が重なり、ちょっと今日はハードです。

【港北区福祉保健センター】
 朝から、港北区福祉保健センターの1歳6ヶ月児健診を行ってきました。70数名のお子さんでした。虫歯のあるのは数名で、本当に虫歯は減ってきているんだなと思いました。この時期は、前歯の虫歯のチェックと乳臼歯の生えそろってからの注意がメインです。虫歯にかわって増えているのが、すでに歯並びのよくないお子さんです。今のこどもは、顔が小さく、それにともない顎の骨も小さくなってきているようです。歯が並びきらないわけです。乳臼歯が生えそろったら、しっかり歯ごたえのある固いものを食べさせてください。

 

 

▼平成20年2月27日(水)
【はじめに】
 
「院長のブログ」というのを始めてみようと思います。
 本来のブログは投稿ができたりするのでしょうが、ここでは院長の書きっぱなしという形にさせていただきます。
 当院や院長が患者さんのために行っている活動や、院長の歯科医師会活動のような広い意味で患者さんのためになっているような活動の記録を、日記風に残していきたいと考えています。
 どうなることやら分かりませんが、「何でもやってみよう、だめもと」が院長のモットーですので、どうぞ暖かい目で見てやってください。


神奈川新聞の健康面の一部を、平成18年1月から平成19年5月まで30回にわたって、歯の健康に関するコラムとして横浜市歯科医師会が担当しました。以下の4回は院長が担当したコラム記事です。

 

 虫歯を科学する(1) 再石灰化で自然治癒も

神奈川新聞 平成18年5月29日 掲載 

歯科で虫歯を治療したのに、何年かするとまたでてきてしまう。さらに大きく削って治療する。いつか歯がなくなってしますのでは、と心配になりますよね。
「歯みがきだって、ちゃんとしてきたのに・・・」と、歯を失ってから後悔しないように、ここで少し、虫歯について科学してみましょう。
では初めに、重要なキーワードをふたつ。「脱灰」と「再石灰化」という言葉です。脱灰とは、酸によって歯の表面のカルシウムなどが溶け出すこと。再石灰化とは、それらが歯の表面に再び取り込まれ、結晶化することをいいます。
口の中のミュータンス菌をはじめとするいくつかの細菌は、食物を分解して作った酸によって、歯を脱灰させ虫歯を引き起こします。虫歯は砂糖が原因、と単純に考えていませんでしたか。
では、食事のたびに脱灰によって虫歯がどんどん進行してしまうかというと、もちろんそうではありません。歯は唾液によって守られているからです。唾液は歯の表面の酸を洗い流し、成分のカルシウムなどが、再石灰化を促します。
つまり、歯の表面では、脱灰と再石灰化が常に繰り返されているのです。健康な口の中では、両者のバランスがうまく保たれていて、虫歯にならないわけです。
よく「虫歯は自然には治らないから、早期発見、早期治療が大事」といいますが、これは本当でしょうか。
歯みがきのあとに、表面をよく乾燥させてみると、根元のあたりが白くなっていることがありませんか。これが、初期の脱灰病変です。しかしその後の管理次第で、再石灰化により元の透明さをとりもどし治ってきます。つまり、自然治癒もありえるのです。
さあ、虫歯を科学することで、予防のためのシナリオが見えてきました。
脱灰を減らし、再石灰化を促すことで、虫歯を予防できそうです。
各地の歯科医師会では、六月第一週を「歯の衛生週間」とし、さまざまなイベントを行います。 横浜市歯科医師会でも六月四日、みなとみらいクイーンズスクエアで無料歯科健診や、子ども向けのイベントを行います。歯医者さんと気軽に話してみませんか。

 

 虫歯を科学する(2) 細菌の巣が全身に悪さ

神奈川新聞 平成18年6月12日 掲載

今回も虫歯を科学しますが、もう少しミクロの世界の話を続けます。大切なキーワードは、脱灰と再石灰化でした。虫歯予防のためには脱灰を減らし、再石灰化を促してあげればよいというシナリオでした。
まず、脱灰について。ここでのポイントは、「バイオフィルム」と「生活習慣病」です。
「バイオフィルム」とは聞き慣れない言葉ですが、流しの三角コーナーにつくぬめぬめとした膜、これもバイオフィルムです。固体の表面に付着した細菌やその産生物(タンパク質や多糖類)からなる複合体のことをいいます。
口の中のミュータンス菌は食物を分解し酸を作るとともに、糖を材料にして、ネバネバしたのり状の物質をつくります。これがつるつるした歯の表面に細菌がとりつく足場となり、多種の細菌を引き寄せ、バイオフィルムが形成されます。そしてこの膜の中で、細菌の作る酸が作用して脱灰が進み、虫歯となるのです。
もう、ピンときましたね。そうです、虫歯を防ぐには、このバイオフィルムを取り除けばいいわけです。
ただし、歯磨きのようなホームケアだけで、このバイオフィルムを取り除くのは困難です。膜は頑固で抗生物質などの薬も効きません。虫歯だけでなく歯周病や肺、心臓、血管などの全身疾患の原因になるともいわれてる悪玉です。
そこで、歯医者さんでの専門の器具による清掃(PMTC)のような、フッ素化合物の研磨剤を使った専門的な処置が必要になってきます。これについては、虫歯予防の中でもう一度詳しく触れることにします。
今歯医者さんには、虫歯、歯周病、入れ歯などの治療で通う患者さん以外にも、PMTCなどによってバイオフィルムを定期的に除去することを目的に通う患者さんがいます。
歯科医院も、痛くなってから行く所から、痛くならないように行く所へ変わってきているのです。
家庭で行う歯磨きなどのホームケアと歯科医院で行うプロフェッショナルケア。バイオフィルム除去のための、車の両輪といえそうです。
次回はもうひとつのポイント、生活習慣病についてです。

 

 虫歯を科学する(3) 生活習慣病の側面も

神奈川新聞 平成18年6月26日 掲載 

今回も虫歯の科学の話です。二回にわたった虫歯予防のシナリオを思いだしてください。大切なのは脱灰を減らし、再石灰化を促すことでしたね。今回は脱灰にかかわるもう一つのポイント、「生活習慣病」についてです。
生活習慣病とは、生活習慣が原因で発症する病気のことを言います。「虫歯が糖尿病、高血圧、痛風といった生活習慣病と同じ?」と不思議に思いませんか。 虫歯は前回説明したように、口の中の細菌によって作られる「バイオフィルム」を原因とする感染症という側面と、今回お話しする食生活や歯磨きといった習慣が原因になる生活習慣病の側面を併せ持っています。虫歯予防をバイオフィルムとの戦いだけに単純化できない難しさがここにあるわけです。
自分の食生活を想像してみてください。口の中は食事の度に酸性になり、その度合いがある限界を超えると脱灰が始まります。三度の食事だけならよいのですが、ダラダラ食いで食事の時間が長かったり、間食の回数が多かったりすると、トータルの脱灰量が多くなり、再石灰化で追いつかなくなります。
一番いけないのが、寝る前の飲食です。睡眠中の口の中を長時間酸性にし、脱灰を進行させてしまうからです。こうして、誤った食生活が脱灰を累積させ、虫歯を悪化させるのです。
また、年代によって特徴がある生活習慣と虫歯のリスクにも関係があります。
永久歯が生えて間がない小学生期は、飲食回数が増え、買い食いなどで菓子など甘いものも手に入りやすくなります。
中高生期は受験勉強による生活習慣の乱れや間食の増加が問題ですし、塾やクラブによって治療も中断しがちです。
成人期はストレスや夜ふかし。特に妊娠中は内分泌機能の変化や偏食、つわりも影響します。
高齢期は老化や薬による唾液分泌量の低下、虫歯に対する抵抗性の低い歯根の露出など。人生の中でも年齢によって虫歯リスクは大きく変わってきます。
虫歯が生活習慣と大きくかかわっていることが、もうお分かりになったでしょう。脱灰を減らすためには、バイオフィルムの除去と規則正しい食生活がとても重要なのです。

 

 虫歯を科学する(4) 専門器具で歯垢除去

神奈川新聞 平成18年7月17日 掲載 

歯科医院のドアを開けたときに飛び込んでくる、あのドリルの「キーン」という音や特有のにおい。想像しただけで身がすくむ人もいるのでは。
しかし、現在歯科医院に通院している患者さんは、そういった治療が必要な人ばかりではありません。定期的にバイオフィルム(歯の表面につく取れにくい細菌などの膜=歯垢の一種)を除去し、虫歯を予防するために、PMTC(専門の研磨剤や歯を傷めない器具を用いた清掃)のような歯のケアを受けに来ている人たちです。
虫歯はバイオフォルムが原因の感染症といってもいいでしょう。予防のためには、歯医者さんに口の中の状況をよく把握してもらい、生活習慣に対する指導も受け、定期的に口の中をきれいに管理し、ケアしてもらうことが大切なのです。それがバイオフィルムの定着を防ぐことになるからです。
具体的なPMTCですが、回転器具の先にラバーカップという歯を傷めない清掃具をつけ、フッ化物入りのペーストで歯の表面を研磨するようにきれいにしていきます。これが終わると、歯の表面はつるつるになり、指で「キュッ、キュッ」と音がするほどです。痛みもなくむしろ気持ちよいので、眠っしまう人もいます。
フッ化物は歯の表面に作用し再石灰化を促し、歯の質を強化してくれます。その結果、酸に対する抵抗性を高め、脱灰を防いでくれるのです。フッ化物は虫歯に対する強力な武器といえるでしょう。こうしたPMTCを定期的に繰り返すことによってバイオフィルムの定着を防ぎ、再石灰化を促していくわけです。
今、こうした定期的な歯のケアを行う歯科医院が増えてきています。私たち歯科医にも、今までの歯科治療はあまりにも病気の事後処理に偏っていたという反省があります。歯科の先進国である北欧などの国々では、従来の削ってつめる歯科治療(キュア)から、歯の健康を支えるパートナーとなる歯科医療(ケア)へと転換が進んできているといいます。
「キュア」から「ケア」へ。みなさんの「健康でありたい」を、口の健康からお手伝いする歯科医療なんてすてきですよね。
病気になってから行くか、病気にならないように行くか。あなたはどちらですか?