衛生士のweb日記

【はじめに】
 
当院の歯科衛生士が書く、クリニックに関する事柄や出席した研修会・講演会の記録等を日記風にしたものです。

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▼平成23年10月20日(木)
【糖尿病医科歯科連携研修会】

 

 

 

 

 

 

 

 

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▼平成23年10月9・10日(日・祝)
【ヘルスケア研修会】

 秋葉原コンベンションホールにて、ヘルスケアミーティングに、衛生士の松本・山本・植田で参加してきました。
 最初は緊張していましたが、一日目は進行が衛生士だったので、その真剣さと熱意にあっという間にひきこまれました。
 田村衛生士による「何のためのPMTCなのか」と、落合衛生士の「何のための口腔内写真なのか」のプレゼンテーションと、三人の衛生士の体験談「患者さんから頂いた宝物」をスライドショーと一緒に聴きました。
 PMTCも口腔内写真も、当院で行っていることですので復習をしているような感じでした。
 「患者さんから頂いた宝物」の話しの中で一番心に残っているのは、はまさき歯科医院の衛生士歴7年目の土屋さんの、患者さんから言われた言葉「歯ブラシする時にいつもあなたのことを思い出すのよ。あなたがいてくれたから頑張れたの。あなたは私の大切なお友達よ。」です。とても素敵で涙が出てしまいました。そう言ってもらえるような衛生士に、私もなりたいと強く思いました。
 二日間を通して、患者さんと歯科医師・衛生士は、一緒に口腔内の状況を把握し、歯を治して、長期にわたりメンテナンスすることによって、歯を失わないようにするパートナーなんだということを、改めて再確認しました。(DH.植田)

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 ▼平成23年9月11日(日)
【がん患者歯科医療連携講習2】

  先日、「がん患者歯科医療連携講習2」の講習を受けてきました。
前回の講習を受講していなかったので、理解できるか不安はありましたが、一つ一つ丁寧で安心して受講出来ました。 

 講習は、静岡がんセンター歯科口腔外科の大田洋二郎先生による「がん化学療法の患者の歯科治療・口腔ケア」 、国立がん研究センター総合内科・歯科の上野尚雄先生による「頭頸部放射線治療の患者の歯科治療・口腔ケア」 、国立がん研究センター総合内科・歯科の歯科衛生士 中村奈都美さんの「がん治療に必須の口腔ケア」でした。 

 今回この講習を受けて、先生方のお話も興味深かったのですが、何よりこの講習の内容であるがん患者さんに、一番近い第一線で活躍している衛生士さんの講習内容が、一番心に残りました。
 がん治療中に起こる様々な口腔トラブルは、治療の性質上予防する事は、ほぼ不可能との事です。でも、そのトラブル増悪の予防と症状の緩和は、対処していけるそうです。
 例えば、抗ガン剤の有害事象として口腔粘膜炎発症時、三つの指導が行われていて、①口腔内清潔保持、歯ブラシを用いてブラッシング。これは口腔ケアの基本。②口腔内保湿、口腔内を保湿する事で口腔粘膜症状が軽減する可能性があるので、生理食塩水を使用し1日8回含漱。含漱は粘膜炎発症から治癒まで継続する事。③疼痛コントロール、うがい・痛みどめ・医療用麻薬使用などで対処していく。
 これらサポートを、衛生士が出来る事に自分の仕事の影響の大きさを感じました。
 
 がんセンターで出来る事、田代歯科クリニックで出来る事、多少の違いはあるにしても、患者さんへの思いは、どちらも同じだと感じました。
 私達が介入する事で、患者さんの生活の質が向上し、患者さんのみならず家族の方へのサポートになるのであれば、日々勉強していく事が不可欠であると強く感じた講習でした。(DH.山本)

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▼平成23年7月14日(木)
【大曽根保育園】

 しぇ~  古!

 

 

 

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▼平成22年12月12日(日)

『がん患者歯科医療連携Ⅰ 手術前患者を対象とした口腔ケア』

 標記研修会に太田、奥江、中村で参加してきました。
 口腔内が悪い状態でがんの治療を開始すると、手術後の肺炎のリスク、化学療法中の感染症リスクなど、様々な合併症のリスクが高まります。反対に口腔内がきれいだと、そうしたリスクを軽減するだけでなく、がん治療の成績そのものの向上が期待できるそうです。
 歯科医院における術前の口腔ケアにより、口腔内の衛生状態を改善し、口腔衛生指導により患者さんのセルフケアのレベルを上げることが、合併症を予防し、結果的にがん治療の予後をよくすることができるのです。
 私たち地域のクリニックの歯科衛生士も、がん治療のチーム医療の一員であり、患者さんのQOLの向上に貢献できることが分かり、とても有意義でした。(DH.中村)

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 ▼平成22年11月4日(木)

『食育に関わる歯科保健研修会』(横浜市歯科医師会)

 今回、中村、松本、征矢の衛生士3人で標記研修会に参加してきました。
 みなさんは普段どのような食べ物を食べ、誰と一緒に食事をしていますか。学んだことは、食べることは生きることであり、楽しむこと=生きる意欲。食べ方によって、心身の健全な成長発達に繋がるということです。
 まず、小児期のライフステージからみてみると、乳幼児期では授乳⇒離乳⇒幼児食と食事の形態は大きく異なります。全身的な成長発達+口腔の形態成長・機能発達により、「食べる」機能が発達され、そこから食欲の発達や社会性の発達により「食べる」行動への発達となります。要するに食べる機能の基本は乳幼児期に獲得されているのです。
 正しい習慣と適切な口腔ケアにより、清潔で健康なお口にもたらされるのは、①食事が上手に食べられることにより栄養が確保され健康になる ②食べ物をおいしく味わえることにより、食欲が増し、食べる満足が得られ、心が健康となる ③感覚を正しく受けとめられることで、食べる機能や言葉の発達となり、口の機能の発達となる ということでした。
 学齢期になると、第一大臼歯が生え、歯の生え換わりの時期になります。奥歯で噛むことで咀嚼率が高くなり、歯列や咬合が変化し、顎の発達も促進されます。そのような時期だからこそ、よく噛むことが大切になります。
 たとえば、食物繊維の多い食材は噛みごたえがあるので、噛む回数は自然と多くなりますし、食材をいつもより大きめに切るだけでも違ってきます。そういった調理形態や食べ方の工夫が必要となり、また生活リズムを整え、朝食をしっかり食べることにより、エネルギーとなり脳の活性化につながるのです。
 思春期では、自立から自律へが大切です。現代では、やせているのに過度なダイエットをしている人が多いようです。間食、夜食、偏食などが増え、むし歯をつくりやすい環境になっています。
 もしも周りにそういう人がいたら、健康へのリスクや、規律性のある食生活、噛むことの大切さを伝えていかなくてはと痛感しました。
 そして、様々なライフステージを通じて言えることが、楽しみながら食事をすることです。現代では、核家族化や共働き、塾や習い事などにより、家族そろっての食事が少なく、一人で食べるのが当たり前となっています。そうすると、食事の楽しみや喜びはもちろん、楽しく会話しながら食事をするということもなくなります。豊かな人間性をはぐくむためにも、家族そろって食事をする大切さを感じました。楽しく食べることやよく噛むことは、8020運動につながっていることを学びました。(DH.征矢)

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▼平成22年10月21日(木)

『医療従事者向け 認知症対応力向上研修』 @横浜市中央図書館

 衛生士の太田、奥江、内田、中村で上記研修会に参加してきました。
 まず、横浜市の65歳以上人口は約69万人で、全人口の19%に相当します。認知症は誰でもなりうる脳の病気です。原因はいろいろですが、脳細胞が死んでしまったり、働きが鈍ることで、様々な障害が起こり、生活にも支障をきたします。年齢が高くなるほど発症リスクが高まります。85歳以上では4人に1人が発症するともいわれています。
 認知症の症状は、記憶障害、理解・判断力の障害などの中核症状と、うつ状態、徘徊、幻覚、妄想などの周辺症状とがあります。中核症状は必ず現れますが、周辺症状はその方の性格や環境によります。そのことが対応を難しくもしているわけです。 
 基本的対応は、「否定しない」「自尊心を傷つけない」「困っている気持ちを理解する」などが大切です。早期発見、早期治療が重要となります。数分前の記憶が無くなったり、時間や季節を間違えたりするようであれば、加齢現象というより認知症の可能性が高いです。本人が気づくのは難しく、周囲の人が気づいてあげることが早期発見につながります。
 認知症の方のケアは、介護者だけでは困難で、周囲の人や地域の協力が不可欠になります。認知症の方も、何も分からないのではなく、一番苦しいのも悲しいのも本人であることを理解することが大切だと学びました。(DH.中村)

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▼平成22年7月25日(日)

『う蝕・歯周病予防』 @ 国際フォーラム 

 “未病”とは健康と病気の間、という意味だそうです。東洋医学では「症状はあるが検査では問題が無い場合」で、西洋医学では「症状は無いが検査では問題がある場合]を言います。歯科の臨床ではどちらのケースもあるような気がします。
 私たち歯科衛生士は、健康と未病の間、つまり一次予防から二次予防(リスク発見)に深く関与し、ドクターは既病以降の二次予防(疾病発見)から三次予防に深く関与します。現在の医療や保険制度は、既病から医療のスタートとなっていますが、未病から医療がスタートした方が本来望ましいことは言うまでもないことです。

 口腔内ではエナメル質と唾液が常に触れている状態が健康ということになります。唾液というのは、液体の歯ともいわれ、歯の主体となるカルシウムイオンやリン酸イオンが常に過飽和な状態であるため、歯が唾液と直接触れていれば脱灰は起こらないとされています。エナメル質と唾液との間にプラークの集合体であるバイオフィルムが介在している状態が、未病ということになります。バイオフィルム内にもカルシウムイオン・リン酸イオンは存在しますが、内部が酸性のため不飽和状態になり、その分を歯から補おうとするためエナメル質の脱灰が始まるのだそうです。

 むし歯予防には、このバイオフィルム除去が不可欠ですが、厄介なことにホームケアの主体であるブラッシングでは除去できません。クリニックでの機械的な歯面清掃が必要となります。
 また、ホームケアとしてのフッ化物の使用も大切です。バイオフィルム内ではカルシウムイオン・リン酸イオンは不飽和状態ですが、そこにフッ化物が入り込むと酸性下でも過飽和状態となり、エナメル質の脱灰を防ぎます。ただし、フッ化物はエナメル質にしか作用しないので、バイオフィルム除去が不十分だと、酸はエナメル小柱をつたい象牙質を長い時間かけて脱灰してしまうそうです。

 こういったことからも、小児のうちからしっかりとバイオフィルムを除去し、フッ化物を応用していくことが、生涯自分の歯を守っていくために重要なことだと改めて思いました。それと同時に、患者さんの大切な歯を守るということの大切さ、予防に携わることの重さも改めて感じました。もっともっとスキルアップして、一人でも多くの方の歯を守ることに対し、お手伝いをしていけたらと強く思いました。

                            (DH.奥江リポート)

 

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▼平成22年4月4日(日)

『「ずっと通いたい」と患者さんが”五感で感じる”4つのポイント』
(株)オーラルケア

 

(DH.奥江・レポート)
 このセミナーは、実技や専門知識というのではなく、今後の歯科医療をよくしていくための心構えといったものでした。今、田代歯科で働いているなかで、常に考え、意識していることの再確認ができました。
 日本と米国では、一回当たりの医療費は米国の方が5~7倍高いそうですが、生涯にかかる医療費はほとんど差が無いそうです。これは、米国では予防、メンテナンスが盛んで、個人の健康に対する価値観が高いことからきているようです。メンテナンス率でみると、スウェーデン80~100%、米国50~80%、日本2%という統計がでているそうです。
 そんな現状のなか、日本でも最近は「医療はサービス業」という考え方が広まってきています。今までの削って詰めるを繰り返す医療(歯科医主体)から、歯を残す価値を伝える医療(患者さん主体)へと変化してきています。その中で患者さんが「ずっと通いたくなる」歯科医院”amenity dentistry”となるためには一体どうすればいいのでしょうか。
 それには4つのポイントがあるそうです。
①快適な空間
 新しいとかではなく、患者さんの目線になって、細かいところまできちんと神経の行きとどいている空間づくり。
②システム
 私たちの目的と患者さんの目的はイコールではないので、それをイコールにするためにはどうすべきかという院内のシステムを作る。患者さんが必要なこと、患者さんの思いに寄り添ったクリーニングを提供することが大切。そのためには、患者さんの言葉にならない思い、要望を読み取れなくてはなりません。また、今までの歯医者のイメージを払拭させるために、最初の段階での痛みは少なく、痛みを伴うようなら一言添えて安心感を与えることも大切です。そして、人対人の関わりなので、インフォームド・コンセント(説明と同意)は大切ですが、その前にラ・ポール(人と人との間が心の通い合った親密な信頼関係)であることが最も重要です。そういったことを考慮していき、「私たちの目的=患者さんの目的」⇒「一生自分の歯を使っていきたい」となるようにしていくことが目標です。
③メンテナンスの付加価値
 その人に合わせた情報提供や、トリートメントケア、歯肉マッサージなどの心地よさの提供などです。

④ホスピタリティ
 これが最も重要だそうです。心地よく感じるサービスは個人によってそれぞれ異なるので、男女、年代、ライフステージなどを意識することで見えてくるそうです。気配り、目配り、心配りなくしては成り立ちません。

 メンテナンスの大切さを伝えるには、必要性をしっかり伝え、気づいてもらうこと。説得ではなく、納得してもらうことです。そのために、その方の思いを知り、その方に合わせた施術を行い、「通い続けたい」と感じてもらえるようにステップアップしていきたいと思います。

(DH.中村・レポート)
 昔の歯科医療は疾患があったら治療して終わり。削って詰めるを繰り返す医療であり、原因には触れていなく、患者さんも痛くなったら行く所。必要なときだけ行く所という認識でした。
 世界のメンテナンス率のデータがあるのですが、スウェーデンでは80%以上のメンテナンス率であり、アメリカでは50%以上のメンテナンス率。日本はというとぐ~んと下がりたったの2%だそうです。100人いたら2人しかメンテナンスを行っていないというのが現状です。そう考えると、私たちのクリニックに来てくださる患者さんは予防に関して高い関心があり、歯を守る術を知っているといえます。
 なぜ日本のメンテナンス率は極点に少ないのでしょうか?やはり、歯科医療は怖い、痛いというイメージがぬぐえないからだと思います。来てくださる患者さんも「昔は痛かったのよ」という声が聞こえてきます。小さきころからの体験から、歯科は痛いところ、怖いところというイメージが非常に多いと思います。私たちは、不安をもって来院される方にはまず安心してもらうこと。クリーニングは痛くないとわかってもらえないと、その大切さや、必要な情報を伝える前に患者さんは来なくなってしまいます。
 しかし、患者さんが痛くない、むしろ気持ちいいとわかり、自らが通いたいと感じるようになったら、次のステップとして歯を残すために成果を出すことが大切です。そうすることで、患者さんは歯を残すためには定期的な質の高いクリーニングが必要だと実感するわけです。正しい情報と技術を提供することが、患者さんにとって生涯自分の歯でいられるために重要なことなのです。健康に生きるためには、「食べる」ことは欠かせません。その食べる行為は、歯が無いと成り立ちません。生涯自分の歯で食べることができるように、そして幸せに暮らせるように、私たちができることを一生懸命続けていきたいと思います。

(DH.内田・レポート)
 近年歯科は従来の歯科と比べ大きく進歩し、治療する医療から予防する医療へと変化しています。従来の歯科は「痛くなったら行く」「必要なときだけ行く」場所として見られ、足を運びにくいところでもありました。
 しかしこれからの歯科は、治療後の補綴物や充填物を長持ちさせるために「予防する歯科」へと変わってきています。
 今回私は、患者さんにずっと通いたいと思ってもらえるような説明や治療内容を提供できるように、このセミナーを受講してきました。
 予防歯科を推奨しているフィンランドのメンテナンス率は80~100%といわれており、ほぼ国民全員がむし歯がなくても歯科を受診しているというデータがあります。それに対して日本のメンテナンス率はたった2%だそうです。さらにアメリカでは、1回の治療費は日本の5~6倍するといわれていますが、生涯にかける医療費で計算するとほとんど差がないそうです。これは、アメリカ人が病気にならないためのメンテナンスやサプリメントに多く投資しているからだといえます。
 これらのデータから考えると、こうした影響を受けて、やはりこれまでの日本の歯科に対する概念が大きく変わらなければならないと思います。 

 私は、この職業にたずさわっているので、歯に対する大切さが分かりますが、これを患者さんに伝えることは言葉だけではなかなか難しいものがあります。
 身をもって口腔内がきれいになるのを体感してもらえれば、この状態を維持したい、病気を予防したいと思ってもらえると思います。
 今回のセミナーを通して、ずっと通いたいと思ってもらえるポイントは、「快適な空間」「安心して通えるシステム」「健康で美しくなれる快適なメンテナンス」「自分を大事にしてくれる心のこもったホスピタリティ」と学びました。これらを踏まえて、これからの日本の歯科が治療中心から予防中心へと進化していけるよう、患者さんと協力しながら予防に力を注いでいきたいと強く思いました。

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▼平成22年3月18日(木)

「患者さんが動きたくなる”予防プログラム”のためのむし歯予防基礎知識セミナー」 
(株)オーラル・ケア

(DH.内田・レポート)
 むし歯になりやすいか、なりにくいか。それは、一概にブラッシング不足ということだけではありません。
 まず、なぜむし歯になるのか。理由として複数の原因があります。
①口腔内に定着しているむし歯菌(ミュータンス菌)の数
②食生活
③口腔内が乾燥している(唾液が少ない)
④ブラッシングの状態
など、いくつかの要因が考えられます。

まず、①について、ミュータンス菌の数は赤ちゃんの頃に両親から口移しなどでもらう菌の数で決まってきます。ミュータンス菌が多ければ、むし歯になるリスクは高くなるということになります。これに対する対策は、ミュータンス菌を弱らせてくれるキシリトールの摂取、歯を丈夫にしてくれるフッ素の使用などが考えられます。
 次に②について、1日の中で食事以外に糖分(お菓子やジュース)を摂取する回数が多ければ、口腔内は常に酸性の状態になるので歯を溶かしている時間が長くなります。対策としては、食事の時間、摂取頻度に気をつけるなどがあります。
 ③については、全身疾患や服用薬によっては、唾液量が下がってしまう場合があります。唾液には口腔内をきれいにしてくれる作用(自浄作用)がありますが、唾液の量が少ないと、その作用もうまく働きません。これに対する対策としては、食事の際よく噛むこと、唾液腺のマッサージ、人工唾液の使用、水分摂取、キシリトールの摂取などがあげられます。
 ④については、歯ブラシ以外に使用しているものがあるかどうか、フッ素の使用の有無などです。例えば、フロスや歯間ブラシの使用ですが、むし歯の好発部位である咬合面、隣接面、歯頚部の中の隣接面は特に歯ブラシだけではプラークが除去しづらいので、フロスや歯間ブラシの使用が必要になってきます。

 以上のことをふまえて、むし歯を予防するには、患者さんにもむし歯のことをよく知ってもらう必要があります。むし歯予防やむし歯治療は、患者さんや歯科医療従事者どちらか一方が頑張って治せる病気ではありません。お互いが協力し合って初めて成り立つものだと思います。今回のセミナーを活かして、患者さんにむし歯に関する知識を伝えて、みなさんの口腔の健康状態を守っていきたいと思います。

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▼平成22年3月7日(日)

 「患者さんの将来のリスクに基づいたメインテナンスの実践」 (株)オーラル・ケア

(DH.水島・レポート)
 歯科衛生士になり、田代歯科に勤務して丸14年が経とうとしています。担当している患者さんの中にも1、0年以上メンテナンスに通い続けてくれている方がたくさん増えてきました。どの患者さんも当然のことながら口腔内の状態はさまざまです。最初からキレイで定期的にクリーニング希望で来院された方、歯周病で痛みがありかなり厳しい状態からスタートした方。キレイにしたい、痛みをなくしてほしい、と最初の希望はちがっていても、最終的な思いは「自分の歯で美味しく食べられること」ではないでしょうか。
 私が14年を振り返ってみて、「あの時ああしていれば」「ここに気づいていれば」と思うことが多々あります。もちろん安定して今も問題ない方もたくさんいますが、この先5年後、10年後、果たして同じ状態を維持できるでしょうか。 
 今までのメンテナンスをもう一度見直す意味で、今回のセミナー「患者さんの将来のリスクに基づいたメンテナンスの実践」に参加させていただきました。

 世界のメンテナンス治療の変化を調べると、40年前からこうした考え方は存在していたそうです。TBI、Sc、ポリッシングと、今とあまり変わらない内容。ただし、これをすべての人に同じ内容のメンテナンスをしていたので、歯を残せない人も多かったようです。
 PMTCを考案したアクセルソン教授によると「ひとりひとり異なるリスクを管理することで、患者さんの歯は97.7%守れる」とのこと。適切なメンテナンスを実施することで、確実に歯が残せることが証明されました。
 「ひとりひとり異なるリスク」、つまり現在の状況、将来失う可能性のある部位・歯を把握するために的確なデータの収集と管理・活用を行うこと。そして、口腔内だけでなく生活背景を含めた患者さんの状況や体調、精神面の把握も必要です。リスクが見えてくると、どこから進めていくのか、まず何をしてあげられるのかが分かり、限られたメンテナンスの時間を有効に、その人に合ったメンテナンスができると思います。
 時代の変化を把握することも大切です。10年前に比べると、最近の患者さんは健康意識が高くなり、ネット等の普及により情報通の方が増えています。博報堂生活総合研究所の調査でも、通信費や衣食は節約したい一方、教育費、健康診断や病気の予防等、目先だけでない、将来を含めた生活防衛意識の高まりが強い傾向にあるようです。
 将来のリスクに基づいたメンテナンスを実践し、それが患者さんに伝わることで、メンテナンスに対する価値観の変化がでるのではないでしょうか。
 今回のセミナーで学んだことを活かして、「口腔」「心」「体」の健康維持をサポートしていきたいと思います。

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▼平成22年2月28日(日)
【AHA・BLS講習会】

(DH.征矢・リポート)
 横浜労災病院で行われたAHA・BLS(アメリカ心臓協会・ベーシックライフサポート)講習会に参加してきました。
 受講者は20名ほどで、実技と筆記の2つの試験を行い無事に合格することができました。
 内容は、心配蘇生法(CPR)、AEDの使用法、窒息時の対応などを行い、成人・小児・乳児のそれぞれに対しての対処の仕方を学びました。
 迅速なCPRをすることにより、生存率が上がるということを学び、改めて大切さを実感しました。そして、ひとりの人間、医療人として、たったひとつしかない大切な命を守るとき、自分には何が出来るのだろう、どうしたら救えるのかと、考えさせられました。
 また、より多くのひとが意識をもって、このような講習会を受講することで、万が一身近でひとが急に倒れてしまっても、迅速な対応によって、助かる命もあると思います。
 2,3日筋肉痛になりましたが、体にみっちりたたきこみ、学んだことは確実に今後に役立ち、活かせるものだと思いました。

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▼平成22年2月21日(日)
【乳幼児の食環境整備のための研修会】
 
 「安全においしく食べるためのポイント」弘中祥司 昭和大学歯学部准教授

(DH.太田・レポート)
 平成19年度において、交通事故より多くなってしまった窒息死亡。年間4,000人、1日に約11人が死亡している計算になる。このうち68.8%は65歳以上である。嚥下機能の低下・認知機能の低下・臼歯部の咬合が無い場合のリスクが高いことが分かる。また、高齢者も乳幼児も、食事介助者を介さず自立している人や、親が目を離していた時のリスクも高い

 今回は、乳幼児のお母さんたちに重点を置いたもので、哺乳期・離乳期の食べる行動と機能の発達を理解してもらえるような指導ができるようになることを目的としたものであった。
 母乳・哺乳期 ⇒スプーン ⇒コップ ⇒ストロー など成長にそった食具を使用する。哺乳期は1歳6カ月まで。長くとも2歳。おしゃぶりも2歳まで(コミュニケーションを図るため)。離乳期は、舌の後方の使い方が得意なので、前方を使わせるようにする。口輪筋の発達のためにも、平らなスプーンで下唇の上にあてがう。上唇が機能してきたらくぼみのあるスプーンにする。
 水分摂取 ⇒ペースト状・どろどろ状・べたべた状(押しつぶし) ⇒やや硬めの食物(すりつぶし)と、機能を獲得していく。一口量は、無理なく食べられる量にする。すりつぶし機能獲得期には、コップで水分摂取ができるようになり、歯ぐきでつぶせる固さの摂取が可能になる。このときの食塊は1cmがよい。
 そして手づかみ食べ機能獲得期に入る。固さ・形・大きさなどを学習する大切な行動が手づかみなので、汚いからとか服を汚すからといった、親の都合で制止してはならない。また、3歳ころまでにぶくぶくうがいができるようにしておきたい。ただし、個人差もあり年齢で単純に判断しない。
 乳幼児の食環境は、成長に合わせて見守る必要があり、大人の都合で阻害したり、危険なことに合わせないようにしなければならない。

(DH.水島・レポート)
 近年、窒息による事故が増えており、不慮の事故のうち窒息は交通事故よりも多いことが分かりました。特に乳幼児、高齢者等は、食物による窒息が起きやすく、食物を食べやすい大きさにして良く噛んで食べることが重要です。
 そこで、乳幼児の食べ物による窒息を防ぐために、食べる機能の発達面から、適切な乳幼児の歯科保健対策推進し、食環境整備するための研修会に参加してきました。
 摂食は、先行期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期の5期に分かれており、乳幼児・高齢者(認知症)共通して事故が多いのが先行期であるらしい。乳幼児では、「ながら食べ(何かをしながら、遊びながら)」の時が最も多い。認知症の場合は、一口量が把握できず、つめこみすぎて、噛まずに飲み込むことが原因となる。準備期では、食事介助の者より、食事自立の者の方が窒息が多いことは驚きでした。それと臼歯部の咬合の無い場合、特に左右両側Dの萌出前はリスクが高いとのことでした。
 萌出時期は個人差があるので、月齢で決めつけないで指導していく必要があると思いました。よくベビーフードやベビー菓子に「~か月から」と書いてありますが、あくまでも目安なので、その月齢に達していても、歯が無ければ当然飲み込む⇒窒息のリスクが高いということも知っておかなければなりません。
 最近は、本を見ても離乳食を早くから始めることが多いですが、離乳期の開始の目安としては6カ月を過ぎると哺乳反射が消えるので、そのころから始めるのがよいとのことでした。
 スプーンから少しずつ摂取できるようになる「捕食機能獲得期」では、上唇になすりつけて食べさせるケースが多いですが、、上を向いてしまい、乳幼児の場合は直下型で気管と口が一直線になり、気管に落ちやすくなり危険だそうです。なるべく、スプーンを下唇につけて取り込んでから食べさせるのがよいそうです。実は、私も離乳食開始期にはこぼさないよう上唇になすりつけて食べさせていた気がします。口蓋のヒダには、物・形を察知するセンサーの役割があるので、いきなり奥に入れずに前歯で噛ませることが大事だそうで、かじりとって食べるトレーニングをさせた方がよいとのことでした。乳幼児に限らず、成人もいきなり奥に物が入るとほとんど噛まずに飲み込んでいるケースが多いとのことでした。
 通常、離乳食⇒手づかみ食べ⇒スプーン という順番ですが、最近は「汚れるから」と手づかみ食べをさせない親が増えているそうです。手づかみ食べも安全に食べるポイントの一つだそうです。前歯を使い、自分なりの一口量を噛みとる練習をするとよいそうです。
 テーブルの高さ、椅子の位置などを見直し、食べるときに口を上手に動かせる姿勢にすることで、よく噛み、窒息を防ぐことができます。子どもの場合、少し環境を変えるだけで、すごくよくなるそうです。食事の前の会話も、準備運動になり楽しくなることでリラックスして食事が取れます。指導面では、歯を使って食べているか(丸飲みしていないか)、口をあけて食べていないかの問いかけも大切です。
 今回の研修会は、子どもをもつ親としてもとても興味深い研修会でした。乳幼児がメインの内容でしたが、前半は摂食嚥下に関して高齢者と共通していることが多く、自分でも知識不足のことが多い分野だったので、とても勉強になりました。

(DH.中村・レポート)
 
最近窒息事故のニュースをよく目にしますが、近年では交通事故より窒息事故の方が上回っており、そのうち約70%は65歳以上の高齢者です。
 一口30回を目安に噛むと、咀嚼効率がアップし窒息を予防できるそう。現在の目標は”8020からカミング30”へと変わってきているそうです。
 でも、義歯が合わなかったり、唾液が出なかったりで十分に咀嚼できない方もいらっしゃいます。そんなときは、私たちの出番になります。施設入居者では、全介助者より部分介助者の方がリスクが高いといわれています。嚥下反射の点では、冷たいものや熱いものの方が反射がスムーズで、体温に近いものは反射がにぶるそうです。ですので、ペースト状やミキサー食は冷たい方が窒息しにくといわれています。
 乳幼児は先行期の窒息が最も多い。食べ物を認識できなかったり、一口サイズや固さが分からなかったりすると窒息しやすい。認知症の方も、食物を認知できないので先行期の窒息が多い。窒息経験のある子供は何回も窒素するそうで、やんちゃな子供や落ちつきのない子供ほど窒息経験があるそうです。
 生後12カ月頃から手づかみ食べを行うようになるが、汚いからとやめさせてはいけない。自分で認識するように促すには、手づかみ食べが大切なポイントだからです。手でさわり、大きさ・固さを認識する運動につながり、感覚を養います。しかし、きちんと見ていないと、手で持ったままの大きさを口の中に入れてしまうので危険です。3歳を超えると窒息が減少します。第一大臼歯が大きな役割のようです。
 一人で食べられるようになると、食事環境が大切になります。食べることが下手だった子供が、肘よりテーブルを下げてあげるだけで、上手に食べられるようになるそうです。また、おしゃぶりが長いと、言葉、コミュニケーション能力が遅れるので、1歳6カ月くらいまでに止めさせるべきです。
 講演を聞いて、私たちが支援できることはたくさんあると思いました。「虫歯を作らないようにしましょう」「フッ素やキシリトールは大切です」だけではなくて、食環境にも一歩踏み込んだ指導を行っていきたいです。子育ての経験はない私ですが、お母さん方のお役に立てたら幸いです。

(DH.内田・レポート)
 
子供と高齢者の摂食嚥下について勉強してきました。
 日本人の死因の現状として、嚥下困難による窒息死(不慮の事故)が第5位と聞きました。4位に肺炎、3位に脳血管疾患ということですが、すべて摂食嚥下が関わってくる病気です。
 講義中、「8020からカミング30へ」という言葉を耳にしました。「カミング30」とは30回以上噛んで食べましょうということだそうです。30回以上噛むことで、乳幼児なら脳の発達、高齢者なら筋力の低下防止などが考えられますが、、両者ともによく噛むことによって嚥下困難による窒息を防止することにつながります。
 あとは姿勢も大事だということも聞きました。正しい姿勢で食することは、多くのエラーを少なくするそうです。自分の意思で動けない乳幼児や高齢者に関しては、周囲の人間がその知識をもって十分な注意をはらうことが必要だと感じました。
 今回の講義では、乳幼児だけでなく成人・高齢者までの摂食嚥下について学びましたが、今後自分の子供ができたときにも活用できますし、小さなお子さんのいるお母さんにも説明しやすい内容で、楽しい講義でした。

(DH.松本・レポート)
 
乳幼児の食環境整備のための研修会へ行ってきました。
 まず、最初に驚かされたのは、不慮の事故では交通事故より窒息死が多いという現状です。年間で1万人弱という数字を示し、その数値はは上がっていくばかりだそうです。摂食や嚥下に関わる組織や周囲の筋肉を学んでいくなかで、会話ができる私たち人間だからこそ窒息死が起こりうることも分かりました。会話も食べることも私たちにとってはごく自然のことで、会話ができるから窒息死が起こることなど考えもしませんでした。また、窒息死は高齢者が7割ほどですが、次いで多いのは乳児なのです。特に離乳食を食べ始めたころから乳臼歯がはえてくるまでの時期が危ないそうです。理由としては、まだ一口サイズが分からなかったり、奥歯がないので噛む能力が低いことなどがあげられます。ならば食べ物はすべて一口サイズで用意して、固いものがいいのではと考えがちですが、そうしてしまうと確かに安全ではありますが、今度は子どもの成長に影響がでてきます。たとえば、すべて一口サイズで食べ物を用意してしまうと、自分で「ちょうどいいサイズ」というものが把握できなくなってしまいます。ですから、そのためには安全においしく食べるための環境づくりが大切だと思いました。たとえば、手づかみ食べの時期などは周囲が汚れてもいいように床にビニールなどを敷いたり、ご飯の時間に食欲がわくようにたくさん遊んで空腹状態にするのもいいと思います。
 先に述べたように、窒息の原因には奥歯が無く噛めないという理由があります。ですから、最後までおいしくご飯を食べるために、歯を残すためにアプローチできたらと思います。また、私は出産を経験していませんが、乳児や小児の歯だけでなく、こういった食に関することやその他幅広く保護者の質問に答えたり、アドバイスできるよう、今日学んだことを活かして患者さんに対応していきたいと感じました。

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▼平成22年1月28日(木)
 奥江、中村、内田、松本、征矢の5人で、神奈川県民ホールで行われた歯科衛生士講習会に参加してきました。
 第一部では、北原稔先生による口腔機能の向上に関するお話しでした。お口の力を調べる方法を学び、そのお口の力を維持・向上するための「お口の健口体操」を実際に行ってきました。お口の健口体操は、いつでもどこでも行えるもので、口腔だけではなく同時に目の運動もでき、効果的でまた楽しく行うことができました。
 第二部では、内山茂先生によるメインテナンスに関するお話しでした。メインテナンスの二大要素のひとつである力について、詳しくお話しを聞くことができました。力が、過剰にかかっていることをおしえてくれるお口のサインを、見落とさないようにすることが大切とのことでした。それを察知するためには、以前の状態との変化に気がつくことがとても重要になります。その変化やサインに気づくためには、歯や歯肉の状態だけでなく、患者さんの生活環境や体の状態など、全身に目を向けていくことが大切だと、改めて実感しました。
 以上の二つの講演を聴き、継続的に長い時間をかけて、患者さんとお付き合いしていくことが大切だということを学びました。今日学んだことをふまえ、患者さんのお口の健康を守っていくために、今後も日々勉強、努力をし、信頼関係を築き、その患者さんのかかりつけになれるよう頑張りたいと思います。(DH.松本)

 暖かかったり、寒かったりと、気温の変化が激しいですが、皆さんは風邪などひいていませんか。
 1月28日、クリニックの衛生士5名で「神奈川県歯科医師会・歯科衛生士講習会」に参加してきました。講演は第一部と第二部に分かれており、北原稔先生、内山茂先生のお二人からお話を聞き、口腔機能の大切さ、予防することの必要性を学びました。
 食べる・話す・笑う・味わう、といったことは、お口があるからこそできることです。そのお口の中には、唾液や歯、舌、歯ぐきなどがあり、その一つ一つが合わさって、食道を開いたり、口を閉じたり、噛んだりという「機能」として働きます。まさに”チーム”のようです。
 しかし、年齢を重ねるとともに、唾液の減少、嚥下機能の低下などがおこり、老化も加わり、使わないことで弱ってしまうのです。 
 ものを食べる楽しみや、おしゃべりする楽しさなど、失わせないためにも、つばを出やすく、飲み込みやすくさせる唾液腺マッサージや舌体操などをし、予防するとともに、健康づくりをしていきたいものです。
 また、継続的メンテナンスを行うことで、予防はもちろんのこと、コミュニケーションを含め、患者さんの生活習慣を把握することにより、見えない部分が見えてくるのだと思います。それが信頼関係にも繋がっていきます。
 今日学んだことをふまえ、これからも日々勉強し、患者さんのお口の中を一緒に守っていきたいと強く思いました。  (DH. 征矢)

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▼平成21年10月2日(金)
 9月末より入社いたしました、征矢絵里奈です。みなさまのお力になれるように、院長はじめ先輩の方々からご指導を受け、頑張っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。(DH.征矢)

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▼平成21年6月30日(火)
 江田です。一時的に家庭に入るため、6月30日をもって退職することになりました。2年9ヶ月という短い間ではありましたが、充実した職場環境の中でとても密な時間を過ごすことができ、田代歯科で勤務できたことに改めて感謝しています。
 
 私は今までも患者さん担当制の歯科で働いていましたが、田代歯科に勤めるようになり勉強させられることが多くありました。衛生士の業務はもちろんですが、院長、スタッフ、患者さんから多くのことを学ぶことができました、
 私たち衛生士の仕事は、患者さんのお口の中や周辺をよりよい状態に維持することですが、一番大切なのはその方との関わりで、コミュニケーションをとりながら、生活習慣を把握しながらでないとなかなか見えてこないものがあるのです。勤め始めた頃の私はまだまだ余裕がなく、一回のクリーニングでひとつ学ぶというような状況でしたが、それを積み重ねてきて今ようやく、「今日は調子がよさそう」 「いつもと違うな」 と感じることができるようになってきました。

 そうした中での退職なのでとても残念で、みなさまに申し訳なく思っています。ある患者さんに「ずっと担当してほしかったです」というお言葉をいただき、衛生士として担当していてこの上なくうれしかったです。今後も努力を重ねていこうと思いました。
 
 最後に院長はじめスタッフのみなさん本当にお世話になりました。みなさんのおかげで今の私が形成されたと思っています。これからもよろしくお願いします。(DH.江田)

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▼平成21年6月21日(日)
 水島・内田・松本の衛生士3人で一次救命処置(BLS)の講習会に参加してきました。当日はあいにくの雨でしたが、私たちを含め10名の受講生が参加しました。
 実技試験と筆記試験があり、二つをクリアできて合格となります。ほぼ実技の講習で、人工呼吸・心臓マッサージ・AED使用法・腹部挙上など、大人から乳幼児までの対処法をしっかり体にたたきこみ、無事に全員合格することができました。
 医療人として、社会人として、もしもの時に人の命を救えるこの知識を身につけることができて、とてもよかったと思っています。
 これから、夏本番となりますが、みなさん体調には十分気をつけて日々お過ごしください。(DH.内田)

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▼平成21年5月22日(金)
 4月より歯科衛生士として入社いたしました松本あずさです。歯科衛生士としてまだまだ未熟な私ですが、院長はじめ先輩である皆さんのもと、日々勉強しております。
 また、患者さんからもたくさんのことを学ばせていただいています。早く一人前になれるよう頑張りますので、よろしくお願いします。(DH.松本)

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▼平成21年5月20日(水)
  初めまして、田山です。田代歯科クリニックに入社して1ヵ月が経ちました。入社してから毎日スタッフ全員が専門分野を丁寧に指導してくれます。こんな先輩衛生士を見習い、私も知識の向上を日々頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。(DH.田山)

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▼平成21年5月11日(月)
 穏やかな日が続く中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
 私事ではありますが、5月8日に入籍し結婚いたしました。
 結婚式には、院長夫妻を始めスタッフにも参列してもらいとても楽しい一日を過ごすことができました。お式当日は日に焼けてしまうほどの晴天で、まさにお天道様様。普段、感謝の気持ちを言葉に出して伝えられなかったので、少しは親孝行できたかな?と思います。
 たくさんの方に見守られ祝福していただき、皆様にとても感謝しています。
 これからも衛生士としての自覚を持ちながら成長していたきたいと思います。(DH.吉村改め江田)

PS:福さん、電報本当にありがとうございます。翌日にはうちの玄関に二人(二匹?)並んで座っています。またお会いできる日を楽しみにしています。

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 ▼平成21年5月10日(日)
 歯科衛生士の吉村さんが結婚し、江田さんとなりました。スタッフとともに披露宴に出席してきました。
島んちゅの福さん(1月まで勤務していた受付スタッフです、徳之島に帰りました。)、キティーちゃんの電報ありがとうございました。(DH.水島)

 

 

 

 

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 ▼平成20年12月26日(金)
 歯科衛生士の松尾です。この度一身上の都合で退職することになりました。
 
 田代歯科に入って院長に最初に言われた言葉です。「たくさん勉強して即戦力になってください。クリニックも結婚・出産をしても働いていける環境づくりをしていきたいと思っています。」
 実際、結婚や出産で現場復帰できない人もたくさんいます。私がこの仕事に就いてから、患者担当制で口腔ケアをしていくことが目標だったので、とても魅力的でもありました。何件かの医院を経て、たどり着いた感じでもありました。
 2年前のクリニック移転を機に、私の仕事内容も本格的に担当患者をもち、口腔ケア業務へ変化していきました。今まで以上に知識も必要ですし、責任をもって行わなくてはならなくなりました。
 たくさん失敗もして、患者さんからも多くを学び、先輩衛生士に少しでも近づけるように努力をしてきました。もちろん、後輩からも多くのことを教えてもらったように思います。

 まだ働かせてもらう予定でしたが、利き手の腱鞘炎が悪化してしまい退職することになりました。一言で言うと「悔しい」という感じです。この仕事は、働いてから講習会や学会に参加したり、直接患者さんに接しているといろいろな発見があり、大変ながらも楽しい職業だと思います。
 また、医療人歯科衛生士として復帰することができる日を目指して、がんばっていきたいと思います。

 担当した皆様からの「復帰の予定はありませんか?」「本当に辞めてしまうの?」など、あたたかい言葉をありがとうございました。4年間ありがとうございました。 (DH.松尾)

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▼平成20年11月15日(土)16日(日)
 寒い日が続きますが、みなさん風邪などひいていませんか?インフルエンザにもきをつけなければいけませんね。
 さて、11月15日、16日に二日間で田代歯科クリニックのスタッフ全員、総勢10名で「日本歯科医学会総会」、「日本デンタルショー」に参加してきました。
 「モーターショー」や「ロボットショー」は耳にされた方も多いと思いますが、「デンタルショー」はいわば「歯の祭典」です。
 全国からたくさんの歯科関係者が来場しますが、総会では主に講演に耳を傾け、いろいろな先生方の研究や日々の診療について聴くことができます。同じ時間帯にたくさんの講演があるので、スタッフひとりひとりが自分の興味のある分野に参加し、それぞれ得た知識を後日ミーティングで報告します。
 デンタルショーはたくさんの業者がブースを作り、新しい器材、材料、製品の細かい説明を聞くことができます。日々の診療で使用する型採りの材料、出来上がったものをつけるセメント、みなさんのクリーニングの際使用する歯石をとる道具、磨くためのペーストなどは多種多様なものがあるんです。こういう会があるおかげで、特徴を知ることや比較ができ、スタッフ間で話し合いながらよりよいものを取り入れようと努力しています。
 医療に限ったことではありませんが、日々進歩する中、私たちも勉強の毎日です。ただ入ってきた知識を得るだけでなく、常にあらゆる場面を考えながら得たものを活かす診療を心がけようと思います。
 ちなみに、大きな総会は二年に一度あります。(DH.吉村)

 

 

 第21回日本歯科医学会総会が開催され、スタッフ全員で行ってきました。
 どのようなものかというと、様々な研究・調査の講演、一般の方が聴くこともできる公開フォーラム、歯科関連製品の展示が行われているデンタルショーが同時に行われています。
 「生涯を通しての歯科保健医療」の講演では、健康に生きていくうえで、咀嚼することはとても大切なことなんだと改めて思いました。
 医師から余命3ヶ月宣告されたおじいさんがいたそうです。普段は噛む必要のない流動食を食べていたそうですが、家族には最後くらいは好きなものを食べさせたいという願いがありました。そこで、ある歯医者さんに義歯を作っていれてもらったそうです。義歯を使って口から食べられるようになったおじいさんは、徐々に体力が回復し、車椅子から杖歩きがsきるようになり、最後には杖も使わず歩けるまでになったそうです。
 私たちが何気なく行っている咀嚼という行為が、実はとても大切だったわけです。
 むし歯ができたら治すという考え方から、むし歯をつくらないようにお口の健康を保つ方向へと変化してきています。
 健康だからおししく食べられるとも言えますし、健康なお口があることで健康が保てるとも言えそうです。(DH.中村)

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 ▼平成20年10月16日(木)
 (株)タカラベルモントのスプラソンP-MAX超音波スケーラーの研修を受けてきました。P-MAXとは、歯面に付着している汚れや歯石を超音波の振動で除去していく器具です。他の器具のように、歯石を除去する際歯面を傷つけることがなく、逆にプレーニング効果で歯面を滑沢にし、歯石の再付着や汚れの再付着を防ぎます。 
 また、従来は超音波の振動がかなり痛みの原因になることがありましたが、出力を適切に調整することでほとんど痛みをなくすことが可能です。

 患者さんに最大限の効果を提供できるよう、今回学んだことを活かしていきたいと思っています。 (DH.中村)

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▼平成20年10月10日(金)
 2008年1月から産休に入り、予定日より1週間遅れて2月末に無事女の子を出産しました。
 田代歯科クリニックに勤めて約13年。夏季休業や冬季休業以外でこんなに長い休みは初めてでしたが、本当にあっという間の9ヶ月間でした。
 毎日が初めての連続で、特に最初の3ヶ月は「本当に育てていけるのか・・・・・」(大げさ?)と思うほど、不安や緊張の連続でした。そんな新人ママに育てられた娘も、なんとか健康にすくすくと育ってくれてもうすぐ8ヶ月になります。

 院長はじめスタッフのみなさん、そして家族の協力と支えで10月3日から復職することができました。仕事との両立にまだ慣れていないせいもあり、体力的にも精神的にもかなり大変ですが、保育園にお迎えに行ったときの子供の笑顔を見ると、その大変さを忘れてしまうほど幸せな気持ちになり、「がんばろう」という思いがします。子供の力はすごいと思います。

 子育てをしながら今まで気がつかなかったいろいろな事に気がついたり、子供と一緒に学ぶことも日常でたくさんあります。そのような経験を今後の診療にも活かせていけたらと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。 (DH.水島)

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▼平成20年7月24日(木)
 一次救命処救急(BLS)の研修コースに、田代歯科第二陣として衛生士二人で参加してきました。
 ほぼ実技実習で、心配蘇生法(CPR)の手順、自動体外除細動器(AED)の使用法、窒息時の解除法の手技を繰り返し行い、みっちり体に叩き込み、無事ライセンスを取得することができました。
 最近、いろいろな場所でAEDというのをよく目にします。多くの方が一度は見たことや聞いたことがあるかと思います。AEDとは、心臓にいわゆる電気ショックを与える器械です。突然の心停止で倒れた人には迅速な除細動がとても重要で、そういう人にこのAEDを早い段階で使用すると生存率がきわめて高くなります。
 最近では、駅やショッピングセンター、ホテルなど人がたくさん集まる場所には大体設置されているそうです。右がAEDのマークです。せっかく設置している場所でも、どこに置いてあるのかが分からず、使えなければ意味がありません。
 そういった場面に遭遇したときに、すぐにAEDを持ってくることができる人が多くいれば助かる人は増えるはずです。
 いざというときのために、外出したときはAEDの存在をさりげなく確認してみてはいかがでしょうか。  (DH.奥江)

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▼平成20年7月5日(土)
 田代歯科クリニックで働き始めて5ヶ月になります。歯科衛生士になって4年目ですが、今のクリニックに入って他のクリニックとは違うなと感じたことがあります。予防にかなりの力を注いでいることです。定期的に患者さんのお口の中を管理し予防していく。簡単なようにも思えますが、患者さんご自身にも予防の大切さ、ケアの方法を伝えることはとても難しいことだと感じています。
 ただ歯石をとり、クリーニングをしていくだけではいけないのです。患者さん自身がご自分のお口に興味を持ち知識をつけていくことが大切です。どのように歯石ができるのか、その予防にはどんな方法があるのか。それが患者さんにしっかり伝われば、あとは患者さんご自身の力の見せ所です。その後のお手伝いや管理をしていくのが私たち歯科衛生士の仕事となります。「80歳で20本の歯を残す」ことを目標にした8020運動というものがありますが、歯は一生ものです。歯を失う前にケアの大切さを見直していただき、これからもみなさんの歯を守っていきたいです。 (DH.内田)

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▼平成20年6月22日(日)
 BLS-一次救命処置の研修コースに院長と衛生士3人で参加してきました。
 成人・小児・乳児の傷病者に対するCPR(心肺蘇生)胸骨圧迫の手順、自動体外除細動器(AED)使用の実技、バックマスクを使用した人工呼吸法、窒息時の解除方法を人体模型を使い学んできました。
 院内はもちろんのこと、公共の場で心停止を起こした傷病者に遭遇した場合等、様々な場面を想定し実習しました。
 実際体験してみて、適切な処置をするには日頃からの訓練が必要だと感じました。模型を相手に「がんばって!」という感じで必死でした。迅速な通報(119番)、CPR、AED、早期ACLSチームの連携がスムーズに行えることがいかに重要か、そして、大切な命を救うことがどれほど大変か、痛感しました。
 長時間の実習だったので、全身筋肉痛に悩まされていますが、体で覚えた分、瞬時の判断ができるようになったと思います。一般の方向けのコースもあるそうなので、みなさんも参加してみてはいかがでしょうか。 (DH.松尾)

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▼平成20年4月25日(金)
  ぽかぽか陽気の中、小さな男の子が来院してきました。今回が3回目の治療になります。  1回目はどんな器具を使うのか、どのように治療していくのか説明していきました。上手にお話しを聞いてくれ、この日はこれで終了。
 いざ治療に入った2回目。以前経験した治療の怖かった記憶のためか、なかなか治療に入れません。不安いっぱいでおしゃべりがとても多くなります。麻酔のときに少しだだをこねて、ちょっぴり泣いてしまいました。だけど、最後までなんとか上手にできました。不安の中、がんばったね♪
 さあいよいよ3回目。上手にできるかな。今回も不安のせいかついついおしゃべりが多くなります。
 「これはなに?」「なにをするの?」 ひとつひとつ答えていきます。当然なかなか進みません。そこで、「治療中は静かにして大きなお口でがんばろうね。お姉さんとお約束できるかな」と尋ねたところ、大きく「うん」とうなずいてくれました。
 あら!?今度は別人のように、大きな口で一言も話さず、とてもがんばっていました。
 最後には「余裕だよ」とかわいくはにかんでいました。
 この日以来、不安がなくなったみたいで、笑顔でがんばっています。短期間で成長して、ママも笑顔に。わたしも笑顔。とてもうれしくなりました。ありがとう。 (DH中村)

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▼平成20年2月28日(木)

 2月28日(木)に、衛生士全員で歯科医師会主催の口腔ケア研修会に行ってきました。「口腔」と聞くと「歯」を連想される方が多いと思いますが、「舌」「頬」「唇」も表します。私たちが普段何気なく行っている「笑う」「話す」「食べる」などは口の周りの機能が正常に働いているからだということに、皆さんお気づきでしたか?
 
 舌の動きが弱ければうまく飲み込めず、頬の力が弱ければうまくうがいもできません。正常に働いているうちは気づきにくいことですが、ひとつでも機能が低下すると不便に感じるものです。
 「歯」のみにとらわれず口の周り全体に目を向け、これからの診療につなげていこうと思います。
 皆さんも機会があれば時々チェックしてみてはいかがですか?      (DH吉村